2020/06/06 10:39

次亜塩素酸水に関する発表・報道について


昨今の一部報道につき、大変ご心配をお掛けしております。
お客様各位におかれましては、弊社販売のアクアジア水に対して安全性や効果に
ついて、または危険性について不安や疑問をお持ちの事と思われます。


【 経済産業省からの次亜塩素酸水の発表に関して 】
経済産業省、独立行政法人、製品評価技術基盤機構(NITE)より「次亜塩素酸水の販売実態や空間噴霧の事実関係のまとめ」が公表されました。
弊社で取り扱っているアクアジア水、噴霧器に関しましては、どちらの製造元においても大学などの研究機関と連携し、今までも法令に従い表記をさせて頂いております。
空間噴霧に関しましても、同様に検証を行っているものであり、今まで弊社が8年ほどアクアジア水を販売をしている中で健康被害などの報告を頂いた事はありませんが、本商品にも記載がありますように、もし使用中に体調不良を感じた場合は直ちに使用をやめ医師にご相談ください。
次亜塩素酸水に関しましては、効果的にご使用いただく上で、使用上の注意がございますので、そちらも改めましてご熟読頂き、皆様の生活のお役に立てることが出来ればと思っております。
             

【文科省からの教員委員会への通達に関して】
新型コロナウイルスの消毒目的で学校などで利用されている「次亜塩素酸水」について、文部科学省は現時点で有効性がまだ十分確認されていないとして、子どもたちがいる空間では噴霧器での散布などは行わないよう教育委員会などに通知しました。
文部科学省は「場所や状況に応じて適切に対応してほしい」としています。
(NHKニュースより抜粋)



次亜塩素酸水については1電解水と2二液混合方式で生成されたものがありますが、生成されたものは同じものです。弊社は2の二液混合方式により生成しております。
この度の報道はどのような原材料をどのように生成されたものか等の詳細がないので明確にお答えする事も難しいところではありますが、
弊社製造元である株式会社丸昇八田が、メーカー・大学・関係機関に確認いたしまして下記のとおりQ&Aにて見解を述べさせていただきましたので、ご報告させて頂きます。


次亜塩素酸水の一部報道に対するQ&A

1Q.
経産省 NITE 発信(2020.5.29)のこの警告の意図はなんですか?
A.
次亜塩素酸水と謳った原材料・製造年月日やpH値等の記載が無い粗悪なものも出回る中、人体への実際の影響に記載されている「目が痛く、腫れてきた」、「呼吸困難なりそうになった」といった報告がある以上は、対応せざるをえない状況だったかと考えられます。
しかしながら、この症状は次亜塩素酸水ではなく、明らかに次亜塩素酸ナトリウム希釈水を噴霧器にて散布したのではないかと考えられます。
※次亜塩素酸ナトリウム希釈液は次亜塩素酸水とは別物です。人体に有害なもので絶対に人体に触れたり吸引してはいけないものです。

2Q.
噴霧に関する衛生当局の見解で「消毒剤を噴霧することは、いかなる状況であっても推奨されない」とありますが次亜塩素酸水を噴霧して大丈夫なのですか?
A.
そもそも次亜塩素酸水は除菌水であり、消毒剤のように医薬品でもないので人間の安全性についての実証はされません。
但し、ラット・ウサギ等における安全性の実験ではクリアしています。
弊社は、足掛け10年近く次亜塩素酸水の事業に携わってまいりました。その間、微酸性次亜塩素酸水の空間噴霧によりノロウイルス・インフルエンザ・O−157等の感染予防やたばこ臭やアンモニア臭等の消臭対策として多くの皆様にご利用いただきましたが今だかつて健康被害の報告事例はございません。

3Q.
有人空間の除菌・消臭に適した濃度はどれくらいですか?
A.
次亜塩素酸は、濃度が高すぎると取り扱いに注意が必要です。
アクアジア水(原液200ppm を4倍から10倍に薄めて空間噴霧)から発生する塩素ガスは,環境中の塩素濃度を測定する検知管(GASTEC 8TP,株式会社ガステック)で長時間連続測定をしても全く検出されません(検出限界濃度 0.05ppm)。
このように,アクアジアを正しく使用して頂ければ,日本産業衛生学会が定める作業環境許容濃度(0.5ppm)を超えることはなく,安心してお使いいただけます。

※次亜塩素酸水についてQ&Aにてお答えいたしましたが今後も情報が入り次第、随時お伝えしたいと思っております。


従前通り、弊社取扱の次亜塩素酸水アクアジア(ジアムーバー酸化水OEM)に
つきましては、法令に則って表記し製造年月日・有効期限を明記して pH 値を微酸性領
域に厳格に管理調整した商品を販売していく所存でございますが、状況によりご判断いただきご使用して頂きたくお願い申し上げます。

                              株式会社 サン・セザール